僕らはいつもモノを売るだけのイベントっていうのは、やってきませんでした。それはショーバイに興味ない訳ではなく、単に時間がなかったのと、イベントとしては他にやりたいプランがあったからです。モノを売るだけのイベントなんてつまらないと思っていたんです。とういより、イベントのふりして物を売りつけるだけっていうのが、あまりに世の中には多く(そんなのは今でも大嫌いですが)、そういうことは恥ずかしいと思っていたのです。


2002年になって、POLGAという全く新しいカメラに関わることになりました。このカメラをどう売るか?このカメラをどう人に伝えるか?は、自分達にとって、すごく大きな課題でした。今までやってきたことが、世の中に対して有効なのか?それが遂に試される時がやってきた。そう受けとめていました。僕らは全てのノウハウを使い、このカメラを世に問い、結果として、モノを売ること、つまりモノを人が受け入れてくれることの、本当の楽しさを初めてしりました。僕らはこの自信にあふれた不完全なカメラを広めるために、 イベントのようなショップとして(イベントのふりしたショップじゃないよ!)ブックショップ内カメラショップMagicalCameraTourを企画しました。


LomoLC-Aの最初の展開がそこからスタートしように、MagicalCameraTourは、青山ブックセンターからスタートしました。僕らはカメラを本屋さんで売らせていただいています。これはとても面白いことなのだけど、日々の業務の中で、ついついこの可能性を忘れがちになります。本屋さんという場所は本来はカメラの場所じゃないけれど、本当はめちゃめちゃカメラな場所です。だって、カメラで撮られたものばかりが本になってるんですから。でも、ホントのところ、青山ブックセンターさん以外では、こんな企画は実現しなかったでしょう。感謝しています、ABCさん。



MagicalCameraTourの準備は、いつも学園祭のようにドタバタでした。もっともっとお店を遊んでしまいたい。もっともっと伝えたい、そう思って、やってきました。ちゃんと遊べは、必ずちゃんと伝わる、それをホントに実感できまたMagicalCameraTourは、僕らにとって、お祭りの屋台のようなもんでした。


今回のMagicalCameraTourは、場所を原宿に移して、よりイベント色が強くなって登場です。コンセプトは「どこにもない国に行って、どこにもないカメラを持って、どこにもない写真を撮ろう!」。僕らにとっての「カルト」、僕らにとっての「カワイイ」を大展開します。当初から構想されていた、ショップ、スクール、ギャラリーが一体になった場所、その最初のステップがここから始まります。11月1日(金)〜10日(日)、11時〜21時、場所は原宿。
いっときますけど、渋谷のHeadzShopみたいなアンダーグラウンドぽっさは微塵もないデートにもぴったりな空間になってるハズです。怖がったりなさらず、是非是非、お立ちよりください。
さらに写真家森山大道さんをまねいてのトークショーも決定!ある意味、全く意外で全く画期的といえるトークショーとなるでしょう!乞うご期待!


これからもMagicalCameraTourは、色んなところに出没するでしょう。あなたの町にも行くかもしれません。その時は、またまたカタチを変えてるでしょうが、どうぞよろしく!



パワーショベル(TokyoLomoHeads)代表
大森秀樹