| ピンホールカメラの世界へようこそ。
ピンホールカメラは、もっともシンプルで、もっとも可能性をはらんだカメラだ。撮影するには自分の指でピンホール(カメラ本体に空いた
レンズ代わりの穴)を押さえ、離すことでフィルムを感光させる。指をどれくらいの時間離すかということが、シャッタースピード、つまり写真の仕上がりを決める最大の要素になる。
絞りも画角も変えられないなんて、つまらなそうなんて思いませんでしたか?ところが、ピンホールカメラは、他のどのカメラより自由で感覚的。指をちょっと長めに離してみる、動いているものを撮ってみる、カメラから離れて自分自身も写ってみる、しばらく放置してみる、わざと動かして撮ってみる。撮り方次第で世界はさまざまに顔を変えていきます。そして、ピンホールカメラは、現実を少し魅惑的に、幻想的に写し出すでしょう。
何度も撮るうちに、だんだんどのように撮ればいいかがわかってきます。それでも、やはり思うように撮れないのもこのカメラの面白さ。でも失敗はありません。失敗と思った写真が実はオモシロイ!そんな、予想外のところから、傑作が生まれます。あなたがほんの少しでも写真に興味があるなら、きっと、長く付き合えるいい関係になれるでしょう。
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