concept
plan
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
What's LomoHeads?

SurugadaiHotelProject
concept


我々はSurugadaiHotelProjectで何をやりたかったのか?


2001年7月現在、SurugadaiHotelProjectが終わって9ヶ月が過ぎた今、やっと少しは振り返れるところにきた。SurugadaiHotelProjectは我々がlomoという旗印を掲げてやってきた最後のイベントになった。もちろん今後も我々は写真や映像、音楽に関わる活動を続けていくが、Lomoという特定のカメラをフィーチャーしたものはこれが最後だ(もっともこのイベント自体はLomoという枠組みを遥かに越えていた)。何故、最後になったかというわけは別の機会に書いていくが、この祭りは「最後」にふさわしい自信作となった。我々の、今までと、現在と、これからのヒントがここに収斂していた。

まず、最初にホテルのオーナーとの出会いがあった。彼は横浜での「みなとみらいシューティングツアー」に参加したのがキッカケで我々と知り合った。その後、ラフォーレ原宿のTokyolomoHeads展の制作場所探しに困っていた時、格安で(タダ同然で)制作場所を提供してくれた。彼の会社の持ち物であるビルのワンフロアーまるごと使わせてもらった。

ホテルを閉館させるので、ホテルを使って何かできるなら使っていいよ、っていう話しをくれたのは、それから半年後くらいだった。ラフォーレ原宿のTokyoLomoHeads展以来、次を探しつづけていた我々が、この話しに飛びつかないわけはなかった。こうして、いつもの混沌と焦りと浪費に日々がスタートした。

不安材料はいくつもあった。まずは、金。イベント会場でない会場を使うということは全ての必要機材を自分達で手配し自分達でホテルを改造するということだ。更にホテルという「空間」の難しさ。イベント会場と異なり、ホテルの天井は低く部屋は狭い。本当にホテル全体を使うしか、ダイナミズムは生まれないことはわかっていた。しかしそれがいかに難さしいかもわかっていた。

我々はここで、新しくて見たこともない「歌舞伎町」を創りたかった。ダークな部分とか、希望的な部分、かわいいものと汚いもの、ギャルと親父と人殺し、あらゆる音と映像がミックスされて都市が出来ている。活気があるようでいて廃墟のような、未来のようでいて、すでに終わっているような、都市は見えるようで見えない。「歌舞伎町」や「渋谷」を歩くときの、あのメマイに似た感覚をここで再現したかった。僕らは、お高くとまった芸術や、それと同等にどうしようもないゆるいだけのジャパニーズ・カフェ・カルチャーや、何もクリエイトしないケンカが弱いだけのクリエイターどもが大嫌いだ。そういうクソみたいな現実から、Lomoという現実から、できるだけ遠くにいきたかった。


大森秀樹(2001年7月26日)

>>>>next

concept | plan | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12


info:
この2つ見ました?
ロモユーザーの視点による最高のトーキョーロモヘッズレポート
HotWired--TokyoLomoHeadsインタビュー



現在の活動はここをCHECK!