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厄年は男女で年齢が異なります。
男性の場合は、25歳・42歳・62歳の3つが本厄です。
男性にとっての厄年は、そこまで詳しくなくどういうものか分からないとの声も多いです。
- 厄年とは?
- 厄年には何をすればいいの?
- 厄年についてのQ&A
これらを紹介するので、ぜひ厄年を正しく知ってください。
厄年は決して怖いものではないので、正しく過ごして運気を上げましょう。
男性が厄年にやると良いことを10個紹介します。
厄年は「悪いことが起きる年」ではないですが、気を付けるに越したことはありません。
今までNGとされていたことも、中に含まれていますが、ご自身のタイミングに合わせて行ってみてください。
厄年の厄除け・厄払いは可能であれば、神社や寺院で行いましょう。
神社で行われる厄除け祈願は、時間が空いていれば当日でも可能です。
ただし、神社によって事前申し込みが必要なところもあるため、参拝する神社に確認しましょう。
参拝する神社が決まったら、受付の際にお金を支払います。
金額は5000~10000円が相場です。
「お気持ちで」と言われたら、5000円を渡してください。
一般的なルールとして、神聖な場において裸銭はタブーとされています。
そのため、厄払いに行く際はのし袋や封筒に入れて渡すのが大人のマナーです。
とはいえ、開封が手間になることもあり神社によっては裸でというところもあります。
神社のルールが全てなので、厄払いの際はあらかじめwebサイトなどで確認するのがおすすめです。
神社での厄払いができない人は、厄除けのお守りを身に着けるのも1つの方法です。
バカバカしいと何もしないよりは、お守りだけでも効果はあります。
厄除け・厄払いは基本なので、是非やってみてください。
厄年に家を建て替えるのは、厄を払い、新たな門出を迎えるという意味があります。
厄年は、体調を崩しやすくなったり、ケガや事故に遭いやすくなったりすると言われています。
そのため、厄年をきっかけに、新しい家を建てることで、厄を払って新たな門出を迎えることができると考えられています。
また、厄年は、人生の転換期ともいわれています。
厄年の前後3年間は、引越しや井戸替え、隠居、商売変えなどの「転居」を避けるべきとさえています。
そのため、同じ場所での建て替えはよくても、引っ越しは避けましょう。
厄落としの意味でも、家を心機一転新しくするのはおすすめです。
厄年には健康に気を付けたほうがいいと言われています。
厄年は、体調を崩しやすくなったり、ケガや事故に遭いやすくなると言われています。
そのため、食生活や睡眠をしっかりとり、十分な休息をとるなど、健康に気をつけてください。
- バランスのいい食事
- 8時間程度の睡眠
- 生活リズムを整える
- 日光を浴びる
- 適度な運動
- ストレスケアをする
上記のことを心がければ、厄年の健康ケアができます。
厄年に人間ドックを受けて、健康チェックをするのもおすすめです。
人生の転換期でもある厄年には、健康を意識してくださいね。
掃除をして部屋の汚れを落としたりゴミを捨てたりする行為によって、厄を落とせるとされています。
特に、玄関・お風呂場・トイレ・窓は念入りに掃除をしましょう。
玄関や窓は空気と一緒に運気も入れ替わる場所であるため、きれいに掃除をしておくと良い運気が入ってきます。
一方、風呂場やトイレは、身体を洗う・用を足す場所なので、邪気が溜まっています。
邪気を浄化せずにそのままにしておくと、家の中の運気が下がるのです。
邪気が溜まる場所は、同時に厄を流す場。
汚れたままにしておくと厄も流れずに、悪い気が溜まってしまいます。
厄年には、掃除を徹底するとともに掃除道具も新しくしましょう。
家の中を綺麗にすることで、家庭内を浄化できます。
厄年には吉の方角(吉方位)へ出かけるのがいいと言われています。
吉方位とは、その年の生まれ年によって定められた、運気が上がる方向のことです。
厄年に吉方位へ出かける際には、以下の点に注意しましょう。
- 吉方位は、その年の生まれ年によって異なります。自分の吉方位を調べてから出かけましょう。
- 吉方位へ出かける際は、目的地を決めて出かけましょう。
- 吉方位へ出かける際は、心穏やかに過ごしましょう。
吉方位へ出かけて、運気を上げ、新たな人生をスタートさせると、厄年でも嫌なことが起こりません。
運気を上げるアクションを1つでも多く取り入れるのが、おすすめですよ。
厄年は人生の転換期に当たるため、環境を変えるためにも出世や役職を変えるのはおすすめです。
厄年に出世や転職を検討している場合は、以下の点に注意しましょう。
- 自分の体調や精神状態をしっかりと把握する
- 出世によって、どのような変化があるのか、よく考える
- 周囲の人に相談する
出世に関しては、賛否がありますので、自分にとって最善の選択をしてください。
メリット | デメリット |
---|---|
新たな環境で新たなスタートを切ることができる | 体調を崩しやすくなったり、ケガや事故に遭いやすくなったりする |
仕事のやりがいや責任感をより強く感じられる | 仕事の負担やストレスが増える |
収入や待遇がアップする | 人間関係が変化する |
厄年には、厄除けアイテムを身に着けるのがおすすめです。
ただし、厄除けアイテムは、あくまでも心の持ちようや精神的な安定を助けるためのものであるとの説もあります。
- 自分が信じる厄除けアイテムを選ぶ
- 厄除けアイテムを身に着けているからと言って過信しない
この2点に気を付ければ、大丈夫です。
「これって本当に効くの?」と疑って使っても効果は半減してしまいます。
お守りや厄除けアイテムを使うなら、信じている神社で購入しましょう。
厄年には、友人や同僚を招いて食事やお酒を楽しむ「厄払い」や「厄落とし」などの行事が行われます。
厄年の厄を払い、無事に過ごせるように願う行事です。
厄払いの行事は、周囲の人に祝福されればされるほど、厄払いの効果が高まります。
また、厄払いの行事を大切にする地域では、久しぶりに友人が集まる機会であることもありますよね。
その場合、久しぶりの交流を楽しめる機会はいいオーラに包まれ厄を落とせます。
もちろんあなたが「必要ない」と感じている場合は、無理にやらなくてもOKです。
あくまで友人や同僚と過ごす時間が、自分の浄化に繋がる場合のみ行ってくださいね。
厄年には、塩で浄化をしてください。
塩での浄化は、厄年に起きるとされている人生の不浄を祓ってくれます。
塩での浄化方法は下記の通りです。
- 玄関に盛り塩を置く。
- 入浴時に塩を入れる。
- 体や部屋に塩を振りかける。
- お清め塩を身につける。
盛り塩を置く場合は、必ず毎日取り替えてください。
置きっぱなしにすると、塩が汚れて盛り塩自体が穢れとなってしまいます。
そして穢れの盛り塩をおいていると、悪い気が入ってくるのです。
厄年には、塩で浄化や厄払いを行うことで、災いや不幸を避けられます。
さまざまある浄化アイテムの中でも、塩は強力なパワーを持っています。
厄年に浄化を進めたいなら、ぜひ塩を使ってみてください。
厄年の結婚は、厄払いになるとも考えられています。
結婚は、人生の新しいスタートであり、新たな縁を結ぶものです。
結婚を決めるタイミングでは、幸せな未来をイメージしていますよね。
不幸になる……と思って結婚する人はいないはずです。
だからこそ「幸せな未来をイメージできる」結婚は、厄年にすると厄落としができるとされています。
もちろん厄年に結婚しなければならないわけではありません。
タイミングが合えばでOKです。
生きている中で、自然に発生した流れを厄年だからといって止めなくても良いです。
人生の転機をそのまま過ごしてもらえれば、よい未来が待っているはずですよ。
厄年とは、人生の転機を示す瞬間をさします。
記事前半で、男性が厄年でやるといいことをお伝えしました。
ここからは、厄年とはそもそもなんなのか? についてお伝えしていきます。
この機会に厄年についてしっかりと理解し、過度に怖がらないようにしましょう。
厄年の起源は、陰陽道の考えに基づくものという説が一般的です。
(諸説あり、中国の道教が起源とする説もあります)
陰陽道では、人間の体は陰と陽の2つのエネルギーで構成されており、そのバランスが崩れると、病気や災難などの厄災に遭うと考えられています。
陰陽道においては、厄年こそがエネルギーバランスが狂う年なのです。
厄年には、厄払いや厄除けを行うことで、厄災を避けることができます。
神社で行う方法や、お守りを身に着ける方法などがあり、自分に合ったもので厄払いを行ってください。
厄年は、前厄・本厄・後厄の3年間となっています。
それぞれに怒ることは下記のとおりです。
名称 | 概要 |
---|---|
前厄 | 厄年の前年。 厄の前入りの年であることから「厄入り」とも呼ばれ 変化の兆しが現れやすい年。 |
本厄 | 厄年の年。最も厄が表れるとされる年。 |
後厄 | 厄年の翌年。厄が薄れていくとされる年で「厄晴れ」とも呼ばれる。 |
厄年は、数え年で男性が25歳、42歳、61歳になる年齢となります。
ちなみに、2023年に厄年となるのは25歳:1998年(平成10年)42歳:1982年(昭和57年)61歳:1962年(昭和37年)です。
もし、該当する場合は前厄から気を付けると、厄をしっかりと祓えます。
厄年に良いことばかり起きる人は、厄年のとらえ方が上手いと言えます。
基本的に厄年は、嫌なことや悪いことが起きる年ではありません。
そのため、厄年をネガティブにとらえずに、人生の転機、人生の節目と考えると悪いことが起きにくくなります。
ポジティブに捉えると、厄年には仕事や恋愛、人間関係などにおいて、良い変化やチャンスが訪れるといえますよね。
また、変化の年と考えると、自分自身を見つめ直すタイミングでもあります。
これまでの人生を振り返り、これからの人生をどう歩んでいくのかを考えてみるのがおすすめです。
そして、その結果積極的な行動ができるようになると、チャンスがつかめます。
厄年にいい事ばかりが起こるのは、厄年の意味を捉え方や、自分自身の考え方がうまい可能性があります。
どんなタイミングであっても、ポジティブに過ごすことこそが、運気をあげる最善の方法です。
厄年における八方塞がりとは、本命星が中央に位置し、八方すべてに障りがあり、何も行えない状態になることを指します。
厄年と八方塞がりは本来別物です。
しかし、男性の場合42歳の本厄が八方塞がりととても近いため同じように注意が必要です。
男性の2度目の厄年は42歳です。
前厄41歳・本厄42歳・後厄43歳、そして37歳と46歳に八方塞がりがやってきます。
つまり、何もない年を挟んでいますが、37歳から46歳までは運気の低下に気をつけなければならないといえます。
厄年の中でも特に気をつける「大厄」があり、男性の場合大厄が42歳にやってきます。
八方塞がりと大厄に挟まれた数年間は、体調管理や人生設計などさまざまなことに気を配ってください。
60歳の厄年には、大きな決断や行動を避けましょう。
項目 | やってはいけないこと |
---|---|
大きな決断や行動 | 転職・大きな買い物や投資・海外旅行など |
危険な場所に行く | 高所・水辺・人混み・災害の多い場所など |
病気にかかる | 睡眠不足・偏った食生活・運動不足・ストレス過多など |
60歳の厄年は、健康管理がとても大切です。
年をとるとどうしても体を壊しやすくなってしまいます。
そのため、大きな病気になるリスクが高まると言われています。
60歳の厄年では、注意力の低下も深刻となるため、日常の行動1つ1つに注意を払ってくださいね。
厄年を迎えた息子にプレゼントを贈る場合は、基本的には本人の好みに合った物を選びましょう。
厄払いのお守りを送る人もいますし、厄払いによいとされる長いもの・うろこ模様のもの・七色に輝くものなど、さまざまな物を送る傾向があります。
長いものは、長寿を願う意味があり、厄年の贈り物として定番です。
(ベルト、ネックレス、マフラー、スカーフ、帯、組紐など)
七色のものは、邪気を払う意味があり、厄除けにも効果があります。
(数珠、袱紗、扇子など)
ヘビ柄のものは、厄を払い、厄除けや魔除けに効果があります。
ヘビ柄であれば、送る相手が使いやすい物を選んでください。
厄年の贈り物は、厄払いができる物がおすすめです。
その中でも、使う本人の好みに合わせるのが重要です。
男性の厄年に関して、よくある質問を紹介します。
- 前厄にお祓いは必要ですか?
- 厄払いは何回してもいいですか?
- 厄年に大きな決断はNG?
- 厄年に死ぬ確率はある?
厄年に関する疑問を一蹴して、正しく厄年を過ごしましょう。
前厄にお祓いをすることで、厄災を払い、厄年の無事を祈願できます。
前厄は本厄の前兆であると考えられており、厄災に遭いやすくなる可能性があり、慎重に過ごすのが一番です。
しかし、あくまで本厄の前兆であり、厄年を乗り越えるために必要な時期であるとする人もいます。
前厄でお祓いをしても全く問題はないですが、絶対に必要であるとは言えません。
心配な人は、厄払いをしてお守りやお札を身に着けて過ごしましょう。
厄払いは、何回しても問題ないです。
神職や僧侶によって、厄を祓い、災厄を免れるように祈祷されるもの。
厄払いを行うことで、厄災に遭うリスクを減らせます。
つまり、厄払いの回数は決められていないのです。
とはいえ、厄払いの御祈祷は5000円〜10000円程度かかるので、あまり何度も受けるのはおすすめできません。
可能であれば、厄払いを受ける神社をリサーチして、本厄の頃にそれぞれ受けてください。
厄年に「環境を変える大きな決断はNG」です。
大きな決断や行動は、運気の流れを変えてしまう可能性があるため。
もちろん、女性であれば出産は厄落としになるとされていますし、転職に関しては必ずしもNGではありません。
全ての大きな決断がNGではないのですが、土地を離れることになるものは、極力避けたほうが良いでしょう。
厄年に転勤があった場合は、厄払い神社でお祓いをしてもらう、運気のいい方角に引っ越すなど、少し対策をすればOKとされています。
厄年だからといって、大きな決断が必ずしもNGとは言えません。
しかし、今でなくてもいいようなことは避けるのが無難ですよ。
厄年に死ぬ確率が高いとは言えません。
厄年はあくまで人生の転機になるポイントです。
もちろん、男性の40代や60代は病気のリスクも高くなります。
だからと言って、そこで死ぬかといわれれば答えはNOです。
厄年に事故や病気で死ぬのでは? と不安になっているなら、日頃から健康管理や注意力低下に気を付けて過ごしてください。
前厄・本厄・後厄・大厄などさまざまありますが、気を付ければ乗り越えられるものです。
そして、厄年は悪いことが起きるタイミングではないので、ネガティブに捕らわれないようにしましょう。
ネガティブに引っ張られると、本当に悪いことが起きてしまうので注意してください。
厄年は人生の転機です。
昔から、20代・40代・60代で健康面でも人生のタイミングでも、変化が起きる時。
そのため、「注意して過ごしてくださいね」との注意喚起の意味合いで厄年が設定されています。
人生において悪いことが起きるわけではないので、あまり怖がらずに過ごしてください。
そしてチャレンジしたいことがあれば、迷わずやりましょう。
人生の転機に訪れた変化は、チャンスであることがほとんどです。
チャンスを逃さず行動的になりましょう。