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真言は、神仏のパワーを得られる言葉です。
大前提として、神仏を理解しパワーを信じていなければ効果は得られません、
真言を唱えてはいけない。そう聞いたことがある人もいますよね。
真言自体が危険なのではなく、やみくもに唱えるのが危険との説が有力です。
- 真言を唱えてはいけない理由
- 神仏それぞれの真言
- 真言にまつわる噂
以上3点をお伝えします。
真言について詳しく知りたい人は、最後まで読み切ってください。
手印を安易にしてはいけないのは、自分の意思とは反した結果をもたらす可能性があるからです。
真言と手印は、密教の実践においてセットで用いられることが多いですが、特定の異なるルールがあります。
まず、真言は声に出して唱える祈りや呪文のようなもので、特に指導を受けなくても唱えられます。
一方で、手印は特定の手のポーズや印を作りますが、専門的な修行が必要です。
例えば、虚空蔵菩薩の真言「オン コクゾウ バザラダタバン」は個人的な実践や集団の儀式で唱えられます。虚空蔵菩薩の真言に手印を合わせるには、専門的な指導が必要です。
- 誤った手印はエネルギーの流れを乱し、不必要なエネルギーの放出やブロックを引き起こす
- 不安やストレス、感情の乱れを引き起こす
- 信仰上の誤解や混乱を生じる
- 集団全体のエネルギーを乱す
不正確なまま手印を作ると、想定していない悪い結果を招きます。
「なんとなくやってみた」ではすまされない可能性があることから、むやみに手印をしてはいけないのです。手印を実践したいのであれば、専門の修行を受けてください。見よう見まねでやるのはやめましょう。
真言にまつわる6つの噂を紹介します。
今から紹介する6つの噂が「真言は唱えてはいけない」といわれる原因となっています。
完全なる嘘ではありませんが、真言は力を持った言葉なので、安易な気持ちで唱えるのはやめましょう。
真言を唱える場合、心の浄化はマストです。
真言に興味を持っている人は、最後まで読み進めてくださいね
「光明真言を唱えると地獄に落ちる」そういわれるのは、下記の理由ではないかと推察されます。
- 特に邪気のこもる想いを持って唱えると危険が伴う可能性がある
- 魂の成長を目的としていて、自分のエゴや快楽を追求するような行動は厳禁
自分のエゴや快楽とは、「ライバルを蹴落とす」や「自分の罪を消す」などのことです。
最強の真言といわれているため、唱えたい人も多いです。
しかし光明真言の意図を知らずに唱えると、逆効果になります。
心の中にどれくらいの邪気があるかによって、しっぺ返しのレベルが変わります。
地獄に落ちるという確定的な根拠は見つけられませんでした。
しかし力のつよい真言は心を浄化してから唱えなければならないのは確かです。
天部の真言を唱えると魔が差すという根拠は見つかりませんでした。
天部の神様は、私たち人間を祟ることはありません。
しかし、天部の神様は現世利益の性格を持っているといわれています。
そのため、現世で生きる私たちが天部の真言を唱えることで、より現世の欲が強くなるのかもしれません。
現世の欲が強くなると、いわゆる魔が差す状態になってしまうと考えられます。
天部の真言に関する真偽は分かりませんが、現世利益の性格を持った仏様だということは知っておいてください。
ご利益「だけ」を目的とした真言はご法度です。
救いを求めるために、真言を唱える人もいますよね。
その場合の多くは、仏様に対しての信仰心が必ずあります。
仏さまを信じ祀る心があっての「お救いください」であれば問題ありません。
しかし仏さまを全く信心していないのに、真言だけ唱えるのはNGです。
「都合のいい時だけ…」と仏さまが怒ることはありませんが、何かしらの厄災を呼ぶ可能性があります。
ご利益を得るために真言を頼りたいのであれば、その仏様を深く知ってください。
どんな神様なのかも知らないのはご法度ですよ。
不動明王の真言は、意味を理解して唱えれば危険ではありません。
不動明王は、魔を断ち切ったり困難に立ち向かう勇気を得られるもの。
ですから、不動明王の真言を唱えて縁が切れたり危険が及んだりすることはないです。
ただ、不動明王に対して理解がないなら話は別です。
不動明王がどのような仏様か知らない、不動明王への信心がないなどの状況であれば、真言が逆効果になる可能性はあります。
意味を分からず効果だけで真言を唱えるのはご法度です。
仏さまは便利屋ではないので、信仰心を持って唱えましょう。
愛染明王の真言は、108回唱えるのが正解です。
煩悩の数字である108回唱えることで、私たちの心の煩悩を消し去り、愛情や慈悲の心を育むことができます。
- 愛染明王を信仰し、その力にすがりたいという気持ちで唱える。
- 真言を正しく発音する。
- 真言の意味を理解して、その意味を込めて唱える
不動明王と同じく、愛染明王に関しても意味を理解するのが重要です。
意味を知らずにただ108回唱えても、効果がないだけでなく逆効果になりかねません。
真言の効果を得るためにも、信仰心と真言への理解を持って108回唱えましょう。
海の神様を信仰する人たちにとっては、真言を唱えることは大切な行事の1つです。
先ほどから繰り返しになりますが、海の神様への信仰があればご法度ではなく、海の神様はあなたを守ってくれます。
信仰心のない真言は本当に危険なので、相手が誰であってもやめましょう。海の神様への信仰があるなら、真言は問題ありませんよ。
有名な神仏に関する真言を紹介します。
自分が信頼する神仏の真言を唱えて人生に生かしてください。
参照:巡礼資料集
短い真言
ノウマク サマンダ バザラ ダンカン
長い真言 (慈救咒: じくじゅ):
ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダヤ ソハタヤ ウンタラタ カンマン
火界咒 (かかいしゅ):
ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン
護摩を焚く時や山岳修行、修験道の行者によって唱えられます。また、これらの真言は不動明王の様々な側面を称え、個人の精神的な困難を克服する助けとなる
参照:巡礼資料集
真言: “ノウマク・サンマンダ・ボダナン・バク
言霊の波動が霊力を持ち、運命を好転させる力となって、直面した難関を突破したり、願いを実現させる効果
参照:巡礼資料集
真言:オン・アラハシャ・ノウ
文殊菩薩は智慧の象徴として崇拝され、特に学業や受験の守り神として知られています。
文殊菩薩の真言を唱えることで、智慧を授け、学業成就や受験の成功
参照:巡礼資料集
真言 “オン・サンマヤ・サトバン”
普賢菩薩は釈迦如来の脇侍として祀られることが多く、普賢行願という10願を掲げる仏様
普賢菩薩の慈悲と智慧の力を受けられる
参照:巡礼資料集
真言は「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」
言葉の意味を深く考える必要はなく、唱えるという行動自体に意義がある
参照:巡礼資料集
真言:オン マイタレイヤ ソワカ
弥勒菩薩は仏教において重要な存在であり、お釈迦様の死後、遥か未来に人間界に生まれ変わり、人々を救済する未来仏
弥勒菩薩は慈悲心が深く、胎蔵界曼荼羅では慈悲の心を表す存在
参照:巡礼資料集
小咒は「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」
中咒は「オン ビセイゼイ ビセイゼイ ビセイジャサンボリギャテイ ソワカ」
大咒は「ウマク バギャバテイ バイセイジャ クロ ベイルリヤ ハラバ アラジャヤ タタギャタヤ アラカテイ サンミャクサンボダヤ タニヤタ オン バイセイゼイ バイセイゼイ バイセイジャサンボリギャテイ ソワカ」
多くの異なる形や姿で知られていて、それぞれの形や姿に対応する真言が存在します。
- 聖観音:真言: オン・アロリキャ・ソワカ。
- 十一面観音:真言: オン・ロケイ・ジンバ・ラ・キリク・ソワカ / オン・マカ・キャロニキャ・ソワカ
- 千手観音:真言: オン・バザラ・タラマ・キリク
- 如意輪観音:真言: オン・ハンドメイ・シンダ・マニ・ジンバ・ラ・ウン
- 准胝観音:真言: オン・シャレイ・ソレイ・ソンデイ・ソワカ
参照:巡礼資料集
オン・サンザン・サク・ソワカ/オン・サンザンザン・サク・ソワカ
勢至菩薩は智慧の光で、六道に迷う衆生を照らし、救いの道を示すことが役割
参照:巡礼資料集
- 通常の真言:
- 真言: オン・アミリタ・テイ・ゼイ・カラ・ウン
- 別の形: オン・アミリタ・テイセイ・カラ・ウン
- 大呪(十甘露呪、無量寿如来根本陀羅尼):
- 真言: ナウボウ・アラタンナウトラヤヤ・ノウマク・アリヤミタバヤ・タタギャタヤ・アラカテイ・サンミャク・サンボダヤ・タニャタ・オン・アミリテイ・アミリトドバンベイ・アミリタ・サンバンベイ・アミリタ・ギャルベイ・アミリタ・シッデイ・アミリタ・テイセイ・アミリタ・ビキランテイ・アミリタ・ビキランタ・ギャミネイ・アミリタ・ギャギャナウ・キチキャレイ・アミリタ・ドンドビソバレイ・サラバラタサダネイ・サラバキャラマキレイシャ・キシャヨウ・キャレイ・ソワカ
常に静穏な心を得ることができ、さらに現世でも極楽浄土で過ごせるよう豊かな生活ができる効果がある
オン・アキシュビヤ・ウン
病気平癒、無病息災、滅罪の功徳がある
参照:巡礼資料集
金剛界の真言:オン バザラダト バン
胎蔵界の真言:オン ア ビ ラ ウン ケン
通用する真言:オン ア ビ ラ ウン ケン バザラダト バン
大日如来は、全ての仏様のトップに位置し、宇宙のエネルギーを象徴しています
- 通常の真言:
- 真言: ウボウ アキャシャ キャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ
- 別のバージョン:
- 真言: オン バザラ アラタンノウ オンタラク ソワカ
- 真言: ノウボウ アキャシャキャラバヤ オンアリキャ マリボリソワカ
広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩で、智恵や知識、記憶といった面での利益を信者にもたらす
真言に関するよくある質問を紹介します。
真言ってどうなの?
どの真言が効果あるの?
など、真言に興味があるなら、全ての質問をチェックしてください。
真言を唱える効果は、以下のようなものが挙げられます。
- ストレスや不安の解消
- 集中力や記憶力の向上
- 心身の健康増進
- 願望実現
- 精神的な成長
真言を唱える際には、正しい発音や唱え方を学ぶことが大切です。
また、心を込めて唱えることで、より効果的と言われています。
真言を何回唱えるかは、人によって異なりますが、最低3回から唱えるとよいとされています。その理由は、1回だとすぐ終わってしまい、覚えにくいためです。
3回以上唱える場合は、5回とか10回ではなく、3→7→21回という単位で増やしていくのがよいでしょう。理由は、真言を唱えた数を数えるための道具「数珠」の単位が7回・21回という単位で区切られているから。
真言を唱える回数には、以下のような意味や効果があるとも言われています。
- 3回:三密(身・口・意)の調和
- 7回:七福神の加護
- 21回:二十一仏の加護
- 108回:煩悩の消滅
- 1000回:成仏
もちろん、これらの意味や効果を意識して唱える必要はありません。
まずは、3回から始めて、自分のペースで唱えていきましょう。
一般的には、以下のような真言がよく唱えられています。
- 光明真言(オンアボキャベイロシャノウマカボダラマニハンドマジンバラハラバリタヤウン)
真言宗の根本真言であり、あらゆる願いを叶えると言われている真言です。
- 大日如来真言(オンアーロムリケソワカ)
大日如来の真言であり、宇宙の真理や悟りを表す真言です。
- 阿閦如来真言(オンアフダマンジンバサハラバラバリタヤウン)
阿閦如来の真言であり、一切の障害を取り除くと言われている真言です。
- 観音菩薩真言(オン アロリキャ ソワカ)
観音菩薩の真言であり、慈悲と愛情を表す真言です。
- 地蔵菩薩真言(オン カ カ カ ビ サンマ エイ ソワカ)
地蔵菩薩の真言であり、衆生を救済すると言われている真言です。
また、自分の願いや信仰に合わせて、真言を選ぶのもよいでしょう。
例えば、健康を願うなら「延命長寿真言」や「病気平癒真言」を、恋愛成就を願うなら「愛染明王真言」や「弁才天真言」を、仕事の成功を願うなら「大黒天真言」や「毘沙門天真言」を唱えるとよいでしょう。
真言を唱える際には、正しい発音や唱え方を学ぶことが大切です。
最強の真言といわれているのは、不動明王の真言です。
不動明王真言(オン・アロリキヤ・ソワカ)
一切の障害を取り除くと言われている真言で、古くから信仰されている真言です。
不動明王の最強真言の効果を最大限に得るためには、不動明王について深く知り適切な信仰心を持ってください。
言葉だけを唱えても効果は得られないので、注意しましょう。
不動明王がついている人の特徴はこちらです。
- 厳しい修行をしている人
- 生まれた時から障害や傷がある人
- 信仰心がある人
- 努力している人
不動明王は、努力を重ねる人を守る菩薩です。上記に当てはまる人は、ぜひ不動明王を祀るお寺に行ってください。そこで、不動明王を感じられたら、あなたと縁があるといえます。
幸運を呼ぶマントラの中から、唱えやすく有名なものをご紹介します。
- 弁財天真言(オン ソラソバテイエイ ソワカ)
- Om Lakshmi Narayana(オーム ラクシュミー ナーラーヤナ)
- Om Ganesha(オーム ガネーシャ)
- 南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)
ガネーシャは繁栄と学問の神様ですし、ラクシュミーはインドの富と繁栄の神様です。繁栄の神様のマントラを唱えると、自分自身も幸福になれるといわれています。
真言は唱えてはいけないというわけではありません。
真言が危険になるのは、信仰心がなく邪念だらけのまま唱えるから。
きちんと信仰心を持って、心を浄化させたうえで唱えると危険ではなく、むしろ人生にいい影響をもたらします。
今回紹介した真言の中から、取り入れたい神仏の力を得られるように信仰心を持って唱えましょう。
4.00
「不動明王真言(オン・アロリキヤ・ソワカ)」
は間違えですか?
1.00
間違った知識をひけらかしているだけ。
ほとんど間違い。
叡山や南山にいって勉強したほうがいい。